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死をゆるす

ずっとまえに図書館で予約していた「生かされる理由―人はなぜ生まれ、どこへいくのか」(鈴木秀子著)という本を読みました。

臨死体験をし、それから多くの死にゆく人と交流した経験から書かれた本です。
死の存在を正しく認識し、今ある生を大切に生きることを教えてくれる本です。

私はこの本を読んでいるうちに、49歳で死を迎えた父と、送り出した自分たちの姿を重ねていました。

父を「死」へ送り出した私(当時高校生)は、悲しくて寂しくて心細くてたまりませんでした。「どうして私たち家族だけがこんな思いをしなくてはいけないのか」と怒り、恨んでいました。28年経った今でも心の奥底で恨んでいた気がします。そして、「私たちを置いてきぼりにして逝った父」のことも無意識の部分で恨んでもいました。

でも、読み進むうちに、心残りがなかったとは思わないけれど、父は最後にはきっといやおうない自分の死を受け入れ静かに死を迎えたのではないだろうか思いました。そして、自分の死によって家族を悲しませることを詫びていたのではないだろうかと感じました。長くない一生だったけれど、きっと彼は幸せな人生だったといってくれたのではないだろうかとも。

そう思ったら、送り出す私も父の死を受け入れなくちゃいけないな…。

とてもつらいけれど、受け入れて、旅立つことを許してあげようと思いました。

そのとたん、悲しみ、寂しさがすごい勢いで吹き出してきました。でも、痛いものではなく、愛したゆえの悲しさ、寂しさであると感じました。

気が済むまで泣くと、胸の中に暖かいものが広がりました。


それからも、これに付随する気づきが波紋のように私の内側に広がっていきました。



生あるものには必ずおとずれる死を認識したことで、今生きていること、そしてなにげない日常がいとおしく、感謝と幸せを感じられてきました。

よかったら是非一度読んでみてください。お勧めです。





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harumi

Author:harumi
こんにちは東京在住のharumiです。私は2009年春頃、精神的、肉体的にダウンし、うつ病寸前に至りました。師匠坂下宏光氏(と、その後彼の相方となったMIEKOさん)に出会い、ワークを通じて、少しずつ自分の心に向き合い、受け入れていくことで自分自身が癒され、楽になれることを実際に体験してきました。自分を生きるため、もっと幸せになるために、自分の心のメッセージに気づき、受け入れていくお手伝いができればと考えています。

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